フリーランスとしてエンジニアになりたい
そんな方が最近増えています。
しかし
実際に独立した人の声
というのは少数かもしれません。
今回は会社員3年目で独立したぼくの経験をもとに、独立したとき重視したポイントをご紹介します。
少しでも参考になればと思います。
フリーランス(個人事業主)になる手続きは簡単
独立に必要な手続きはとても簡単です。
しかも費用もかかりません。
税務署に以下2点を提出するだけです。
- 開業届
- 青色申告承認申請書
青色申告だと控除額が大きいので、確定申告は青色申告がおすすめです。
税務署に行った際に一緒に出しましよう。
また税務署に行くときはマイナンバーカードも忘れずに持っていきましょう。
開業届は控えも作成し、受領印を押してもらいましょう。
最後に、これは個人的な考えですが書類提出は、
郵送ではなく直接税務署へ
持っていきましょう。
もちろん個人情報なので慎重に扱いたいからという理由もあるのですが。
一番の理由は、
覚悟が決まるから
です。
会社員時代は税金は天引きされるので、税務署に行ったことすらありませんでした。
しかしいざ行って開業届を出してみると襟が正される想いでした。
自らの足で税務署に行くことを強くおすすめします。
フリーランスを始めるときに重視した4つのポイント
フリーランスになる前にやるべきことは様々な方が教えてくださっていますので参考にどうぞ。
フリーランスになるには?始めるための手続きと考えるべきこと! | はじめようフリーランス!【クラウドワークス】
フリーランス1年目が「早めにやっておくべきだった」と後悔した22の仕事チェックリスト
エンジニアのフリーランスの始め方/働き方/やめ方。あるいは業務委託の利点と正社員の利点 – みんからきりまで
ぼくも片っ端からググって読みましたよ笑
その中でぼくが特に重視した4つのポイントです。
フリーランスになるデメリットを確認する
ネット上でよく言われている、
「独立して自由な暮らしを」
みたいなキャッチフレーズ。
ネット上だとデメリットよりメリットについての記事が多いのも事実です。
しかし現実はフリーランスにもたくさんのデメリットがあります。
それらを把握することが大切です。
デメリットについてもネット上でひたすら検索してみてください。
ぼくも代表的なものについて上げてみようと思います。
安定がなくなる
そもそも「安定」とはなんでしょうか?
会社に属して毎月一定の給料をもらうことでしょうか?
ぼくは自分自身のスキルによって稼げるようになることが安定だと考えました。
そのためフリーランスのように自身のスキルがそのまま評価につながるのは長い目でみたら安定を得ることだと考えています。
そもそもぼくは会社員時代にいた会社が赤字計上しているのを不安に思って独立しました。
会社が必ず安定しているかもわからない時代ですよね。
年金の貰える額が少なくなる
生涯賃金で独立したほうがお得だと感じたのでこの点も問題ないと感じています。
そもそも今の20代がいつから年金を貰えるようになるのでしょうか?
65歳?67歳?70歳?
どうなるかはわかりませんが。。。
今政府も副業を推奨していることからもわかるように、
ある程度は自分で稼げ
ということではないでしょうか?
日本の公的年金は賦課方式です。
つまり、
積立ではなく、現役世代が収めた年金が高齢者に給付
されています。
少子高齢社会である日本の未来の公的年金額は言わずもがな低いでしょう。
また会社員の定年が60歳でその後は再雇用となり給料がパート並に下がるそうです。
自分自身で稼ぐ術を知らなかったら老後も大変と考えています。
安定して収入を得られるかを確認する
フリーランスとしての「安定」を得るには、
自分のスキルを世間のニーズと比較すること
が必要です。
ぼくが独立したときの場合だと、
言語 → C#,VB.NET,VBA,SQL
経験 → 2年
この条件だと(スキル低すぎwwwってITの人に思われるだろうが)業務系の開発案件がたくさん存在することを確認しました。
ネットではなく実際にエージェントに案件を見せてもらって確認することをしました。
多分ネットだけの情報だと独立はしなかったと思います。
現状のスキルで仕事が途切れずできる+スキルアップで単価が上がっていく。
これなら安定すると考え独立しました。
ちなみに会社員時代の昇給は4000円でした。。。
労働条件の希望を決定する
どこかに常駐して開発をするので、時間は会社員と似た感じで作業します。
ぼくの場合は、
- 家の近さ
- 残業がない
- 最低稼働時間水準が140時間である
労働条件についてはこれらで絞り込みました。
絞り込まずに都内全域にしてしまうと100件とか平気で来てしまいます。。。
確定申告の体制を整える
フリーランスになると確定申告というイベントがもれなく追加されます。
面倒な作業ですが、しっかり申告して税金を安くするためには大切な業務です。
ぼくはエージェントさんと提携している税理士にお願いしています。
なのでクレジットカードの経費分履歴の申告と領収書の写真を撮って税理士に送付して管理しています。
確定申告の体制を整えることは会社員時代から調べられることをおすすめします。
まとめ
ぼくの場合は会社員時代に勤めた会社の業績悪化を懸念して独立しました。
転職も考えましたが、大卒でないぼくには不利な市場だと感じフリーランスの道を選択しました。
- 会社員で十分な給料と環境を得ている
- 転職市場で昇給が望める
これらが当てはまるなら独立を焦る必要はないかもしれません。
それでも考えた結果フリーランスになると決めたのならその道を進むことを勧めます。
フリーランスになった経験は人生の糧になるでしょう。
また会社員に戻るとしても経験は生きてきますからね。
いかがでしたか?
ぼく自身まだ独立してそんなに期間が経っていないので、修行の日々です。
今回の記事がフリーランスになろうとしてる方の参考に少しでもなればと思います!
それではまた!
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