どうも、にっしー(@nissi_824)です。

なるべくきれいな物件に住みたい
せっかく住むならきれいな部屋に住みたいですよね。
そんな中で特にレアな物件が「新築物件」です。
新築物件とは、文字通り新築の部屋に初めて入居することができる物件です。
・新築の香り
・誰も使っていないという独占感(あくまで借り物なんですけどね笑)
控えめに言って最高なのですが、人気なのですぐなくなります。
昨年末に新築物件に引っ越しをした経験から、
- 新築物件を手に入れるためにしたこと
- 実際に借りて感じたこと
を紹介します。
新築に住めるかの保証はありませんが、人気物件を見つける手段としても使えますので参考にして頂けたらと思います。
住むエリア・条件を決定する
まずは普通の賃貸を探すのと同様に住むエリアを決定します。
▼首都圏のエリア決定に参考になる記事です
(地域によって使えない可能性があります)

そして「譲れない条件」と「あったらいいな」と思う条件を洗い出します。
例をご紹介すると、
・駅徒歩10分以内
・月8万円以下
・最低でも1DK
・バストイレ別
・駅徒歩5分以内
・月7万以内
・1LDK以上
・ウォシュレット付きトイレ
・都市ガス
・近くにコンビニがある
こんな感じで洗い出しましょう。
スーモとホームズで毎日調べる
条件を洗い出したら、毎日ネットで調べました。
いい条件の物件は、問い合わせが集中してすぐ掲載されなくなってしまいます。
スーモとホームズをチェックしておけば大丈夫です。

まずは「譲れない条件」を抽出条件に入れて検索します。
件数が多い場合は、「あったらいいなと思う条件」を検索条件に一つずつ追加して絞っていきます。
すると運が良ければ新築物件や築浅物件が出てきます。
ぼくは希望する最寄り駅を3つに設定して、いい物件がでるまで探しました。
新築だけど女性限定の物件だったり、少し駅から遠い築浅物件だったりで、なかなか目当ての物件は出てきませんでした。
毎日物件を調べるという方法は、急に引っ越しが決まった場合はなかなか難しい方法です。
しかし「そろそろ違う部屋に引っ越ししたいな」と考えているのなら、ネットで検索だけでもしておくのがいいでしょう。
いい物件が出たら扱っている不動産屋にすぐ連絡。見学の申し込み。
毎日調べていてわかったのは、
「新しく掲載された物件で、すぐ表示されなくなるものがある(=契約が決まった?)」ということです。
人気がない物件は平気で数か月残ったままになっています。
つまり良い物件はさっさと契約しないと、いつまで経っても見つけられないということです。
いい物件が出てきたらすぐ不動産屋に連絡しましょう。
新築物件の場合はまだ建築中の場合がありますので、不動産屋で物件の説明を受ける形となります。
ぼくの場合は、似たような新築物件が違う場所で建ったばかりだったので、そちらを案内して頂きました。
実際に入るキッチンやお風呂は同じメーカーだったのでおおよそを把握できたのが良かったです。
すぐ契約する
駅チカで新築だったので、すぐ埋まることは素人にも容易に想像できました。
また毎日物件の価格を見ていたこともあり、相場よりかけ離れた価格でないことも理解していました。
(駅徒歩5分築7年の物件の方が1万円高かった)
しっかりとした説明もあり、不動産屋も信頼できたので不安な点はあまりありませんでした。
(チェーン店でなく、地域の不動産屋です)
工事が終わって物件を見てから入金だったのでその点も安心でした。
なので契約を当日中にしました。本契約は物件ができてからなので、仮契約ですが。
仲介手数料をケチらない
後日詳細な見積もりが来ました。
値下げをしようにもするところがありませんでした。
敷金2か月分(どうせ返ってくる)
礼金0円(家主さんは空白期間を作りたくなかったんでしょう)
鍵交換なし(新築のため)
清掃代なし(新築のため)
火災保険(以前自分で加入した保険を流用可)
唯一気になったのが不動産屋への手数料です。
もしかしたら当たり前に思う方も多いかもしれませんので説明します。
不動産屋への仲介手数料は、賃料の0.54ヶ月が一般的です。
ただし相手に了承を得た場合のみ、1.08ヶ月まで取ることができるんです。
宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額
「承諾した覚えはないけど1.08ヶ月分払ったんだけど…」
実は契約書の中に承諾した旨もしっかり記載されているんです。今度から気を付けましょう。
今回唯一値下げの余地があると考えたのでさっそく値下げ交渉です。

国土交通省のガイドラインによると仲介手数料は0.5ヶ月以内との記載があるのですが、この物件は違うのですか?
オブラートに包みながら様子をうかがうと以下の返信が。
「こちらの物件については、仲介手数料1.08ヶ月頂く物件となっております」
さてここでさらに強く仲介手数料の値引き交渉をするとどうなるでしょうか?
※ここからは推測です
不動産屋は貸主と借主から合計賃料の1.08ヶ月分入ればいいので、貸主にその話がいくでしょう。
貸主は新築を建てたばかりで、出費をしたくないのが本音です。
今回の物件は駅チカ新築物件なので、入居希望者はこれからも続出します。
多くの方はガイドラインの内容なんてご存知ないでしょう。
つまり1.08ヶ月分の手数料を支払う借主が建物完成前に現れます。
ぼくはあくまで仮契約の身なので、「審査の結果、貸すことが難しくなった」と言われたらそれまでです。
なのであえてぼくは1.08ヶ月分支払うという選択をしました。
それくらい良い物件だと確信できていたからです。
まとめ 家賃を値切れるということはその程度の価値ということ
今回の賃貸物件はぼくにとって3件目です。
なので値切る気まんまんでした。
前回は鍵交換とクリーニング代をカットして火災保険をネットで安く用意したので。
しかし本当の人気物件は「値切ったら別の人に取られる」という状態でした。
ネットでは値切って契約したノウハウが武勇伝のように語られていますが、ぼくのようなケースもあることを知っていただけたらと思います。
ぼくにとっては、一番大切なのは値切ることではなく、値切れないくらい人気の物件に住める事実でした。
すごく単純で、「良いもの・人気なものは値引きされない」という真理を実感させられました。
皆さんも後悔しない住居探しをしてください。
住居探しの参考になれば幸いです。
それではまた!
コメント